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イギリスで見つけたブレンドハーブティー: Twinings "Cleanse"

 飛行機に乗るときには、ハーブティーのティーバッグをいくつか持って乗り込みます。今回もペパーミントティーとカモミールティーのティーバッグをそれぞれ二つずつ持っていました。飛行機の中は空気が乾燥しますし、暑すぎたり寒すぎたり寝つけなかったり鼻の調子がおかしくなってしまったりと、いつもと異なる状況になってもなかなか自由には動けませんよね。万が一そうなった時にでも、少しでも心穏やかにすごせるように、これらのティーバッグを手荷物の中に入れて置きます。(あと、ラベンダーとユーカリの精油、バッチのレスキューレメディーのクリームも。)お茶を飲みたいときには、フライトアテンダントの方にティーバッグを見せながら「お湯を一杯いただけますか?」とお願いすると、熱々のお湯をカップに用意して下さいます。

 現地に到着してすぐに購入したのも、カモミールティーのティーバッグ。カモミールやペパーミントはどこのスーパーマーケットへ行っても、紅茶と同じ売り場に数種類置かれています。私はトワイニングスのカモミールティーを選びました。(日本でおなじみのドイツのハーブティー、ポンパドールのものは今のところ見かけませんね・・・。やはりイギリス国内のメーカーのものが主流のようです。)

 実はイギリスに到着してからというもの、くしゃみ鼻水、咳が止まらず・・・。最初の数日は冬の気候かと思うような寒さだったこともあり、環境の変化で風邪でもひいてしまったかな?と思っていました。バスタブにお湯をはってお風呂に入ったり、「いざ」というときのために持ってきたホカロンや熱冷シートをさっそく使ってしまったり、風邪薬も飲んでみたのですが・・・どうやら風邪ではないらしい。元気なのに鼻は出るし咳は出るし。花粉が飛んでいるのでは?という話もあったのですが、外に出ると咳もくしゃみも鼻も止まるのでそれはなし。

 そして、そのうちハッキリと分かりました。これはひょっとしたらケミカルなものに反応している????

 前任の方の借りていたアパートメントにそのまま入った私たち。食器洗いや衣類の洗剤もそのままその方から引き継ぎました。もともと日本でも香りのそれほど強くない洗剤を使っていたのですが、こちらのものはやっぱり香りが強い。ほんの少しふたを開けただけでも頭痛がしてきそうなほど。それでまず最初に食器洗いはギブアップして別の洗剤を買い、洗濯用も2~3回使って自分好みのものに買い換えました。Fregrance Freeという無香料のものが、よく探せばイギリスにも売っていました。これに切り替えてからは日中に咳き込むことも鼻をかむ回数も減ったのですが、柔軟剤だけ引き継いだ香りの強いものをそのまま使っていたら・・・それで洗った衣類やタオルを使うたび、またはそれを使ってお洗濯をしようとするたびに、今までより激しく咳き込むようになってしまいました。時には吐き気を催すほど・・・。直ちに使うのを中止しました。

 ただ、こちらのお水でお洗濯をするとすぐにタオルなどがごわごわしてしまい、柔軟剤は必要。なにかまた出来るだけ自然に近いものを探そうと思っています。(ベーキングソーダが見つかると良いのですが・・・。)

 週に一度届けられて地域のニュースやイベントの情報源として楽しみなローカル新聞も、お店の場所を探すのに便利な電話帳なども、見たいんですけど、開くとインクの匂い(たぶん揮発性の何かのせい)で、激しく咳が出てしまいます。(これは日本の新聞でもそうなる時があったので、我が家では新聞を取っていませんでした。)

 食べ物も変化しているので、それも少々気になります。ヴェジタリアンではありませんが、ハム、チーズ、お肉の割合が増えすぎるのもなんとなく嫌。チーズは大好きなのですが・・・。スーパーマーケットにはフレッシュハーブの専用コーナーがあり、お料理に使うハーブはいつでもふんだんにあるような状態です。なのでお肉を食べるにしてもそれらを使って工夫はしていますが、それでも食べ過ぎると体が途端に疲れ気味になってくる気がします。咳も出るので、その中からセージやタイムを買ってお茶を入れて飲もうかな、と思っていました。しかし、今はまだティーポットもない状態。それなら市販のハーブティーにはセージやタイムはないものかなと、もっと詳しく売り場を見てみることにしました。

 残念ながらセージやタイムのブレンドされたものは見つからなかったのですが、その代わりに面白いものを見つけました。それが写真のトワイングスのCleanseというブレンド。このCleanseにブレンドされているのは、ネトルとミルクシスル、そしてスペアミント。名前のごとく、血液浄化ブレンドというわけですね。ミルクシスルは初めて飲みましたが、ハーバルセラピストコースで勉強したハーブ。マリアアザミという名前でも呼ばれており、実物は昭和薬科大学の薬草園見学で見させていただたことがあります。たしか学校で勉強した時は、すでに損傷を負っている肝臓に効果があるハーブということだった思うのですが、このトワイングスのハーブシリーズ、実はこのCleanse以外にもミルクシスルのブレンドされているものがあるのです。損傷の有無に関わらず、こちらではわりあい馴染みのハーブなのかもしれません。

 一つずつ包装されたひも付きのティーバッグが20個入って£1.50というお値段。何十個とティーバッグの入った紅茶などの商品に比べれば、入っている数が少ないので決して安くはないのかもしれませんが、でも金額だけを見たらものすごく高いという値段でもない。むしろ日本で買うティーバッグよりはずっと安いので、迷わずこれともう一種類を購入しました。(もうひとつの方はまた後ほどご紹介します。)

 味はスペアミントがブレンドされているので、ほとんどミントティーを飲んでいるような感覚。ストレートでも美味しいですし、蜂蜜を入れても美味しく飲めます。ヴェジタリアンも多くいるとはいえ、やはり肉食がメインのイギリス。こういった肝臓をいたわったり、内臓脂肪を減らすためのお茶が重宝されているのかもしれません。(パブで飲むビールの量も半端じゃないようですし!)

 血液がどろどろと汚れてくるとアレルギーも出やすくなります。私も咳やくしゃみの激しい反応やら、ちょっと食べ物の変化に体が疲れてきたかなというところなので、このハーブティーを毎日ティータイムに飲み、野菜を意識的に食べようと思っています。ネトルは習慣にしてじっくりと体質改善をしていくハーブですしね。

 味も悪くない(むしろ、美味しい)ので、日本でもこの商品が買えるようになると良いな~と思います。


 【追記】

 トワイニングスのCleanseというブレンド、箱の表面にはスペアミント、ミルクシスル&ネトルと書かれているのですが、原材料をもっとよく見てみたら、意外とたくさんのハーブがブレンドされていたので、そちらの内容もご紹介しますね。上の三つのほかに、ダンデライオン、バードック(ごぼう)、ペパーミント、アニスシード、リコリスが入っています。ネトルはたった5%でした。バードックは15%も入っている!ネトルのことはfolk remedy(民間薬くらいの意味でしょうか?)と書かれていて、昔から様々な症状に使われていたのかな~と思いました。


 

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温浸法で作るローズの浸出油

7月27日(火)に
グリーンフラスコ研究所の
メディカルハーブラボに参加してきました。
講師は村上志緒先生で
会場は東邦大学。

フィールド編と題されたこの日は

ローズの浸出油を作る実習
薬草園の見学
ハーブのスケッチ

の3本立てでした。

神奈川から千葉まではちょっと遠いな~と
最初は参加を躊躇していたのですが
ローズの浸出油の実習(しかも温浸法)
が頭から離れず(笑)
せっせと二時間(以上)の道のりを出かけてきました。

ちょっとした遠足です。
(途中、新宿のカフェ・トロワグロ
しっかりランチも堪能しました☆うふ。)

さて、一番最初の写真はローズ
Rosa gallica
マカデミアナッツ油を注いだ様子です。

参加者全員分なのでかなりの量。
このままでもすでに甘い香り濃厚です。

そして次の写真が
ウォーターバスにビーカーを入れた様子。

温度調節できる湯煎の器具です。
100度までいかないくらいに調節し
これで数時間。
(プリントには1時間とあります。)

この間に薬草園見学へ出ました。
(グリーンフラスコの松浦さんが
温浸油を見ててくださいました。
ありがとうございます!)

ハーブの主成分に精油を含むものは
温浸法にすると精油成分がよく抽出できるそうです。

またカレンデュラなど
冷浸法が良いとされているものも
温浸法でやってもかまわないそうです。
カロチンはすぐには壊れないのだとか。

浸出油を早く作りたいときには
温浸法が便利ですね!

最後は、薬草園から戻ってきた後に
花びらを濾して出来上がり。

最後までオイルを搾り取るために
果物の果汁絞り器を使いました。

オイルにはほんのり色がつき
蜂蜜みたいになっています。
香りは甘く芳ばしく
まるでジャムのよう!

村上先生のお話だと
バラの色素は水溶性なので
浸出油には出てこないのだそうです。
なのでオイルは黄色っぽい色。

ひとりずつ小分けしていただき
大切に持って帰りました。
夏のスキンケアに重宝しそうです♪

ちなみにマカデミアナッツ油は
皮脂に近い成分パルミトレイン酸を含む
酸化しにくいオイルです。

使用感は・・・
オリーブより軽いけど
ホホバやグレープシードより重い・・・かな~。
なにしろ少量でよく伸びます。

私にはちょっとこのままでは重く感じるので、
もう少しサラッとした他のオイルにブレンドして
使おうかなと思っています。
リップクリームやバームを作るのもいいかも♪

参加してよかった!と思える
とっても楽しい一日でした☆

村上先生、ありがとうございま…

バラの実いろいろ、ローズヒップ mini mini 図鑑

Rose Hips of Sparrieshoop (Germany, 1953) 10月11日(土)に向ヶ丘遊園駅にある生田緑地のばら苑(http://www.ikuta-rose.jp/index.html)に行ってきました。秋に咲いているのはモダンローズやチャイナ系の四季咲きのバラが多いのですが、そんな中、原種のバラやオールドローズのコーナーに、何種類かバラの実を見つけました。 一季咲きのものの多いオールドローズや原種のバラのファンの方は、あまり秋のバラ園には興味がないかもしれませんが、バラの実や葉の紅葉も楽しめるので、それを目当てに出かけてみるのも楽しいかもしれません。バラの実は春には見ることができませんから・・・。 最初の1枚は、シュパリースホープというドイツのシュラブローズのバラの実です。葉もすでに紅葉しておりましたが、実も渋めの赤茶色といった雰囲気の小粒のもの。外側のフェンスにかなりの高さで仕立てられていました。花は一重のピンク(または白)の花が房咲きになるようです。 Rose Hips of Gypsy Boy(Hungary 1909)
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エルダーフラワーとレモンバーベナのコーディアル

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コーディアルを作ってみました。

使ったハーブは
エルダーフラワーとレモンバーベナ。
それにレモン汁を少し加えました。
砂糖はきび砂糖を使用。

5倍以上に薄めて飲みます。
今日はできたてをアイスで。
う~ん、美味しい!
いつものハーブティよりも
ハーブの味と香りを強く感じます。

炭酸で割ったり
お湯割りにしても美味しいと思います。

それでは作り方を参考まで・・・。

【エルダーフラワーとレモンバーベナのコーディアル】

材料:エルダーフラワー(ドライ) 20g
レモンバーベナ(ドライ) 5g
水 500ml
砂糖 250g
レモン汁 大匙3

①水とハーブを鍋に入れて火にかけ
沸騰したら火を止めて5分置く。
(蓋をしましょう。)

②ハーブを濾して、浸剤をもう一度鍋へ戻す。

③火にかけて砂糖を加えよく溶かす。

④砂糖が溶けたら火を止め、レモン汁を加える。

⑤火傷をしないように保存用の瓶に移す。



以上
JGSのハーブコーディネーター講座で
教えていただいた作り方を参考にしました。
ハーブの分量は半分でやっています。
(足りなかったから…)

濃く作りたい方は倍量でやってみてください。
ただし、膨らむので鍋は大きめのものを。

写真は25gのハーブが膨らんだところですー。
危なかった・・・。
写真を撮るために蓋をしていませんが
抽出中は蓋をしてましたよ~。

保存の目安は冷蔵庫で1週間とのことです。