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軽い火傷にラベンダー精油

 アロマテラピーという言葉を一番初めに使った人物として、ルネ・モーリス・ガットフォセというフランス人の名前が知られておりますが、この人、実験中に負った火傷を、たまたま近くにあったラベンダーの精油で治してしまったのです。

 ラベンダー精油の火傷に対する効果は、私もアロマテラピーを知った最初の頃に自分でも体験済みで、日々のスキンケアや気分転換に使う以外にも非常に役に立つものだと、ラベンダー精油はわが家の常備品として欠かせないものとなりました。

 ラベンダー精油(当然混じりっ気のないもののこと)は、数少ない(唯一)原液を肌に直接つけても大丈夫な精油として知られています。軽度の火傷の際には、患部に少量のラベンダー精油を塗布すると、痛みや赤みが消え跡も残らずに治ります。料理中にちょっと指先に火傷をしたというような場合、私はいつも水で冷やすと共に、ラベンダー精油をほんの少しつけています。

 眠れない夜には枕に垂らすとぐっすりと眠ることができ、慣れないホテルや仮住まいのアパートメントなどでは空気清浄の役わりをし、虫刺されや火傷の応急処置にも利用できるラベンダーを、私は旅先にも必ず持って出かけます。出先では病院にかかるのも、また薬局で適切な薬を買うのも難しいものですが、応急処置の出来るものを持っていると思えば安心です。また、しばらくの期間よその土地に滞在するような場合には、どこでラベンダーの精油を手に入れられるかを早めの時期に調べます。

 今回もラベンダー精油を1本持ってイギリスに来ました。薬局でもすぐに手に入ることも分かり、街中でもいたるところでラベンダーの植え込みを見かけます。家の玄関先にラベンダーを何株も植えているお宅も多いです。ラベンダーには蜂が来ますが、その良い香りは蜂だけでなく通りを歩く私たちをも楽しませてくれます。(蜂は特別に何かをしないかぎり、人間には興味を持ちません。)

 今朝、ちょっとした不注意でティーカップを温めていたお湯をこぼしてしまいました。うっかりエプロンをしないまま作業をしていたので、そのお湯が少し私のお腹にかかってしまいました。アチチ!と思い、急いで濡れた衣類を肌から離し、赤くなりはじめている箇所にラベンダー精油を少し塗りこみました。(ほんの直径2センチ程度の範囲です。)

 これでもう大丈夫。すぐにすっかり傷みも赤みも消え、何事もなかったかのようにおさまりました。お腹ではお水で冷やすにも全身に水を浴びねばならないところでしたけど、ラベンダーの精油があったおかげでそんなことをせずとも済みました。

 というわけで、ラベンダーのことを書こうと思いつくとともに、いつでもすぐに手の届くところに置いておこうとあらためて思った次第です。ラベンダーの恵みに、本当にいつも感謝でいっぱいの私です。



 注)原液をつけられるとは言っても、肌の反応には個人差があります。使用の際には自己責任で、常識の範囲でパッチテストをきちんと行なって下さい。また、目のまわりなどのデリケートな部分への使用は避けて下さい。火傷に対する効果も個人差やその程度によります。過信せず程度を見極め、大事に至らぬよう、必要ならきちんと病院での診察を受けて下さい。精油やハーブの効果は医療行為に取って代わるものではありません。必要な時には、専門家の指示を必ず仰いでください。


  

コメント

匿名 さんのコメント…
確かにラベンダーはやけどに効きますね。私もアロマテラピーが好きで常にラベンダーは持っています。今日、うっかりして熱湯が入ったカップを手にかけてしまい、とっさに流水をかけながらふと思い出して、ラベンダーをつけてみました。真っ赤になっていた指も今は収まっています。少し痛みがありますが、痛みが出るたびにラベンダーを塗って対処しています。休日で病院も開いていない時など知識があると非常に助かりますね。
Sana さんの投稿…
★匿名さま、コメントをありがとうございます。火傷はもう大丈夫でしょうか。ちょっとした応急処置の方法として、ハーブやアロマテラピーを知っていると役立つことがありますね。本当に、すぐには病院にかかれない場所や状況の供えとして、お薬以外の方法も知っていると便利だと思います。お大事になさってください。
匿名 さんのコメント…
Sanaさん、ありがとうございます。火傷はラベンダーのおかげですっかり治りました。2日ほどで跡形もなく完治したので私も家族も驚いています。やはり常備しておくと助かりますね(^^)
Sana さんの投稿…
★匿名様(@2011年8月15日0:10)、コメントをありがとうございます。火傷が治ってよかったですね。ラベンダーの精油は他にもいろいろ使い道があるので、家に1本あると幅広く楽しめると思います。

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温浸法で作るローズの浸出油

7月27日(火)に
グリーンフラスコ研究所の
メディカルハーブラボに参加してきました。
講師は村上志緒先生で
会場は東邦大学。

フィールド編と題されたこの日は

ローズの浸出油を作る実習
薬草園の見学
ハーブのスケッチ

の3本立てでした。

神奈川から千葉まではちょっと遠いな~と
最初は参加を躊躇していたのですが
ローズの浸出油の実習(しかも温浸法)
が頭から離れず(笑)
せっせと二時間(以上)の道のりを出かけてきました。

ちょっとした遠足です。
(途中、新宿のカフェ・トロワグロ
しっかりランチも堪能しました☆うふ。)

さて、一番最初の写真はローズ
Rosa gallica
マカデミアナッツ油を注いだ様子です。

参加者全員分なのでかなりの量。
このままでもすでに甘い香り濃厚です。

そして次の写真が
ウォーターバスにビーカーを入れた様子。

温度調節できる湯煎の器具です。
100度までいかないくらいに調節し
これで数時間。
(プリントには1時間とあります。)

この間に薬草園見学へ出ました。
(グリーンフラスコの松浦さんが
温浸油を見ててくださいました。
ありがとうございます!)

ハーブの主成分に精油を含むものは
温浸法にすると精油成分がよく抽出できるそうです。

またカレンデュラなど
冷浸法が良いとされているものも
温浸法でやってもかまわないそうです。
カロチンはすぐには壊れないのだとか。

浸出油を早く作りたいときには
温浸法が便利ですね!

最後は、薬草園から戻ってきた後に
花びらを濾して出来上がり。

最後までオイルを搾り取るために
果物の果汁絞り器を使いました。

オイルにはほんのり色がつき
蜂蜜みたいになっています。
香りは甘く芳ばしく
まるでジャムのよう!

村上先生のお話だと
バラの色素は水溶性なので
浸出油には出てこないのだそうです。
なのでオイルは黄色っぽい色。

ひとりずつ小分けしていただき
大切に持って帰りました。
夏のスキンケアに重宝しそうです♪

ちなみにマカデミアナッツ油は
皮脂に近い成分パルミトレイン酸を含む
酸化しにくいオイルです。

使用感は・・・
オリーブより軽いけど
ホホバやグレープシードより重い・・・かな~。
なにしろ少量でよく伸びます。

私にはちょっとこのままでは重く感じるので、
もう少しサラッとした他のオイルにブレンドして
使おうかなと思っています。
リップクリームやバームを作るのもいいかも♪

参加してよかった!と思える
とっても楽しい一日でした☆

村上先生、ありがとうございま…

バラの実いろいろ、ローズヒップ mini mini 図鑑

Rose Hips of Sparrieshoop (Germany, 1953) 10月11日(土)に向ヶ丘遊園駅にある生田緑地のばら苑(http://www.ikuta-rose.jp/index.html)に行ってきました。秋に咲いているのはモダンローズやチャイナ系の四季咲きのバラが多いのですが、そんな中、原種のバラやオールドローズのコーナーに、何種類かバラの実を見つけました。 一季咲きのものの多いオールドローズや原種のバラのファンの方は、あまり秋のバラ園には興味がないかもしれませんが、バラの実や葉の紅葉も楽しめるので、それを目当てに出かけてみるのも楽しいかもしれません。バラの実は春には見ることができませんから・・・。 最初の1枚は、シュパリースホープというドイツのシュラブローズのバラの実です。葉もすでに紅葉しておりましたが、実も渋めの赤茶色といった雰囲気の小粒のもの。外側のフェンスにかなりの高さで仕立てられていました。花は一重のピンク(または白)の花が房咲きになるようです。 Rose Hips of Gypsy Boy(Hungary 1909)
こちらはブルボン系のオールドローズ、ジプシーボーイのバラの実です。真っ赤な小粒で、パッと見た感じは南天にそっくりです。 香りを確かめるのを忘れてしまったのですが、調べてみるとバラの実にも花と同じような芳香があるそうで、このジプシーローズのバラの実で、バラ酒というものを作る・・・という記述も見かけました。(種を取らず、青いうちに丸ごとお酒に浸けていたようです。) 春に咲く花も濃いピンク色で花びらが多くたいへん華やかです。香りも強いそうなので、これも春、秋と、両方楽しめるバラですね。 ハマナスのバラの実(Rosa rugosa) ひときわ目を引く大きさの真っ赤なバラの実をつけるのは、日本を代表する原種のバラ、ハマナスです。春に咲く花も大きいなら、秋に実るローズヒップも大きいのですね ^^ 大きいので中の種も取り除きやすく、味も良くてビタミンCが豊富なので、ジャムなどの加工品も作られています。ミニトマトくらいの大きさがあるバラの実です。ローズヒップティーにもなりますし、私は食べたことがありませんが、そのまま食べても梨のような味わいがするそうです。花のつぼみをお茶にしたものもありますし、たいへん利用価値の高いバラですね。 …

エルダーフラワーとレモンバーベナのコーディアル

ドライハーブを使って
コーディアルを作ってみました。

使ったハーブは
エルダーフラワーとレモンバーベナ。
それにレモン汁を少し加えました。
砂糖はきび砂糖を使用。

5倍以上に薄めて飲みます。
今日はできたてをアイスで。
う~ん、美味しい!
いつものハーブティよりも
ハーブの味と香りを強く感じます。

炭酸で割ったり
お湯割りにしても美味しいと思います。

それでは作り方を参考まで・・・。

【エルダーフラワーとレモンバーベナのコーディアル】

材料:エルダーフラワー(ドライ) 20g
レモンバーベナ(ドライ) 5g
水 500ml
砂糖 250g
レモン汁 大匙3

①水とハーブを鍋に入れて火にかけ
沸騰したら火を止めて5分置く。
(蓋をしましょう。)

②ハーブを濾して、浸剤をもう一度鍋へ戻す。

③火にかけて砂糖を加えよく溶かす。

④砂糖が溶けたら火を止め、レモン汁を加える。

⑤火傷をしないように保存用の瓶に移す。



以上
JGSのハーブコーディネーター講座で
教えていただいた作り方を参考にしました。
ハーブの分量は半分でやっています。
(足りなかったから…)

濃く作りたい方は倍量でやってみてください。
ただし、膨らむので鍋は大きめのものを。

写真は25gのハーブが膨らんだところですー。
危なかった・・・。
写真を撮るために蓋をしていませんが
抽出中は蓋をしてましたよ~。

保存の目安は冷蔵庫で1週間とのことです。